世界遺産の厳島神社がある宮島。
青春18きっぷで大阪から向かうと、大阪5時00分発で宮島口12時43分着の7時間43分です。
ただし2023年10月1日から、フェリーに乗るときに宮島訪問税100円が別にかかるようになりました。
ここでは訪問税の買い方と、日帰りで島内にいられる時間について紹介していきます。
結論:7時間43分。フェリーのほかに訪問税100円が必要です
大阪を5時00分に出ると、宮島口に着くのは12時43分です。
| 方向 | 発 | 着 | 所要時間 | 乗換 | 運賃 |
|---|---|---|---|---|---|
| 往路(大阪→宮島口) | 5:00 | 12:43 | 7時間43分 | 3回 | 6,050円 |
| 復路(宮島口→大阪/最終) | 17:33 | 23:38 | 6時間5分 | 4回 | 6,050円 |
※2026年10月時点。ジョルダンの青春18きっぷ検索で確認しました。
宮島口から宮島までは船で約10分です。
青春18きっぷはJRの連絡船にも使えるので、この区間に追加の運賃はかかりません。
ところが船に乗るには、もう1つ払うものがあります。
2023年10月1日から、宮島を訪れる人には宮島訪問税が1人1回100円かかります。
青春18きっぷを持っていても、この100円は別です。
片道6,050円なので、往復すると12,100円になります。
青春18きっぷは3日間用が10,000円、5日間用が12,050円です。
宮島を往復するだけで、5日間用の代金をほぼ使い切る計算になります。
1日あたりの単価で見ると差がはっきりします。
3日間用なら1日3,334円、5日間用なら1日2,410円です。
片道6,050円の区間を2,410円で乗れるので、往路だけで3,640円が浮く勘定になります。
残りの日をどう使うかも、買う前に決めておきたいところです。
券種のルールは青春18きっぷの新ルールにまとめました。
宮島訪問税は宮島口の券売機で買います
買える場所が限られているので、順番を押さえておきます。

訪問税券は宮島口にあるJR西日本宮島フェリーの券売機で買います。
買ったあとは、乗船するときに青春18きっぷと訪問税券の両方を見せる流れです。
気をつけたいのは、みどりの窓口やJR駅の一般の券売機では訪問税券を扱っていない点です。
大阪の駅で先に用意しておくことはできません。
税額は1人1回100円です。1年のあいだに何度も渡る人向けに、1人500円の一括納付も用意されています。
課税が免除されるのは、未就学児、修学旅行などの学校行事の参加者と引率者、障がい者手帳の交付を受けた人です。
学校行事では課税免除証明書、手帳の場合は手帳の提示が必要になります。
ICOCAなどの交通系ICカードで乗船すると、自動改札で乗船料と訪問税がまとめて引き落とされます。
青春18きっぷで乗るときはICカードを通さないため、券売機で買う形になります。
※2026年10月時点。JR西日本の案内と廿日市市の公式ページで確認しました。
乗れるのはJR西日本宮島フェリーだけです
宮島口の桟橋には、2つの会社の船が並んでいます。
JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社で、青春18きっぷで乗れるのはJR西日本宮島フェリーのほうだけです。
乗り場を間違えると運賃を別に払うことになります。
船は約15分おきに出ています。宮島口発は始発6時25分・最終22時00分、宮島発は始発5時45分・最終22時14分です。
JRの船には**大鳥居に近づくコース(大鳥居便)**があります。
対象は宮島口発9時10分から16時10分までの便で、潮の状況によっては運航しません。
大阪5時00分発なら宮島口に12時43分着なので、大鳥居便の時間帯には間に合います。
※2026年10月時点。JR西日本宮島フェリーの時刻表で確認しました。
ルートは山陽本線で宮島口まで
乗り換えは3回で済みます。

| 区間 | 発着 | 乗車時間 | 路線 |
|---|---|---|---|
| 大阪→西明石 | 5:00 → 6:09 | 69分 | JR神戸線 |
| 西明石→姫路 | 6:18 → 6:53 | 35分 | JR神戸線 |
| 姫路→糸崎 | 7:05 → 10:15 | 190分 | 山陽本線 |
| 糸崎→宮島口 | 10:53 → 12:43 | 110分 | 山陽本線 |
※2026年10月時点。大阪5時00分発で計算しました。
乗車時間の合計は6時間44分。残りの59分が乗り換えの待ち時間にあたります。
待ちの内訳は、西明石で9分、姫路で12分、糸崎で38分です。
糸崎の38分がこの行程でいちばん長い待ち時間になります。昼食をはさむなら、ここか姫路が候補です。
いちばん長く乗るのは姫路から糸崎までの3時間10分です。
1本の列車に乗りっぱなしになる区間なので、座れるかどうかでこの日の疲れ方が変わります。
姫路での乗り換えでは車両数が減ります。
岡山のあたりも通勤と通学で混み合うため、始発から乗って席を確保しておくと安心です。
岡山までの乗り継ぎは大阪から岡山まで青春18きっぷに書きました。
宮島口へ向かう途中では広島を通過します。
市内にも寄るなら青春18きっぷで大阪から広島が参考になります。
始発に乗れるかどうかで、その日の行程が決まります。
乗り方の注意点は青春18きっぷで始発に乗るときの注意点に書きました。
日帰りだと宮島にいられるのは約3時間50分
日帰りできるかどうかは、復路の最終で決まります。

宮島口に着くのが12時43分、大阪へ戻れる最終が17時33分発です。
差は4時間50分しかありません。
ここからフェリーの往復(片道約10分)と、駅から桟橋までの徒歩、船の待ち時間を引きます。
すると島内にいられるのは約3時間50分という計算になります。
厳島神社と表参道商店街を回ると、ちょうど埋まる時間です。
弥山へ登る場合はロープウェイを使っても往復で2時間前後かかるので、日帰りの行程には収まりません。
復路の最終を1本逃すと、その日のうちに大阪へ帰れなくなります。
島を出る時刻を先に決めてから動く組み方が安全です。
日帰りで使うときの券種の考え方は青春18きっぷで日帰りにまとめました。
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広島と宮島、どちらを取るか
同じ日に両方を回るのは難しい距離です。

| 行き先 | 着 | 最終発 | 滞在 | 片道運賃 |
|---|---|---|---|---|
| 広島 | 12:12 | 18:15 | 6時間3分 | 5,720円 |
| 宮島口 | 12:43 | 17:33 | 4時間50分 | 6,050円 |
※2026年10月時点。ジョルダンの青春18きっぷ検索で確認しました。
広島は滞在が6時間3分で、宮島口より1時間13分長く取れます。運賃も330円安い。
宮島はここに訪問税100円が加わります。
1日で両方を回るのは現実的ではありません。
広島市内で原爆ドームと平和記念公園を歩くだけで2時間以上が想定されます。
広島から宮島口への移動時間も必要になります。
泊まれば、両方を1日ずつ使えます。
1日目に広島市内、2日目に宮島という配分なら、どちらも慌てずに回れる形です。
この組み方は3日間用10,000円とも噛み合います。
1日目を往路と広島、2日目を宮島、3日目を復路にあてると、連続する3日間をきれいに使い切れます。
2日目は宮島口までの往復だけなので、朝から島に入れる計算です。
広島の行程は青春18きっぷで大阪から広島、2泊3日の組み方は青春18きっぷで大阪から2泊3日にまとめました。
よくある質問
Q. 青春18きっぷだけで宮島へ渡れますか。
渡れません。JR西日本宮島フェリーには青春18きっぷで乗れますが、宮島訪問税100円を別に払う必要があります。
Q. 宮島訪問税はどこで買いますか。
宮島口にあるJR西日本宮島フェリーの券売機です。みどりの窓口やJR駅の一般の券売機では買えません。
Q. 大阪から宮島まで何時間かかりますか。
大阪5時00分発で宮島口12時43分着の7時間43分です。フェリーの約10分を足すと、およそ8時間になります。
Q. 日帰りできますか。
できます。ただし宮島口の最終が17時33分発なので、島内にいられるのは約3時間50分です。
Q. フェリーは2社ありますが、どちらに乗りますか。
JR西日本宮島フェリーです。もう1社の宮島松大汽船は青春18きっぷの対象ではありません。
まとめ
- 大阪5時00分発で宮島口12時43分着、7時間43分・片道6,050円です
- 青春18きっぷでJRの連絡船に乗れますが、宮島訪問税100円が別にかかります
- 訪問税券は宮島口のJRフェリー券売機で買います。駅の窓口では扱っていません
- 復路の最終は17時33分発。島内にいられるのは約3時間50分です
- 大鳥居便は宮島口発9時10分から16時10分までで、往路なら間に合います
宮島は、訪問税の100円を先に知っておくかどうかで現地の動きが変わる行き先です。
同じ山陽本線の行き先では大阪から尾道まで青春18きっぷもまとめています。
運営者が実際に広島まで乗った記録は青春18きっぷ 大阪から広島への旅行記にあります。



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