旅行をするなら交通費を抑えてなるべくいろんな場所に行きたいという願望もあるも多いでしょう。
そんな希望にこたえるのが、年に3回発売されるJRの「青春18きっぷ」です。
1人1日2410円でほぼ全国のJR路線に乗れる期間限定の乗車券「青春18きっぷ」の魅力についてこのサイトでは語っていきます。
「青春18きっぷ」という名称ではありますが、年齢制限がなく誰でも利用できます。
学生が長期休暇に入る期間である夏休み・年末年始・春休みの年に3回の発売であるため「青春18きっぷ」となっています。
また、乗車できる電車などにも制限がありますが、ルールさえ知れば十分に有効活用できる乗車券です。
運営者が大阪在住ということで大阪発での実際の旅行記や経験談なども盛り込んでお伝えしていきます。
大阪発のおすすめコースはたくさんあります
大阪は西日本寄りの旅行をしやすいイメージと思う方も多いでしょう。
JRの路線で考慮すると、大阪は東西南北のどの方向へもアクセスがしやすい環境が整っています。
また「青春18きっぷ」は1枚につき3日分・5日分の乗車券になっています。
日帰りから最大限に利用した4泊5日まで自分の好きな旅行プランが組みやすいのも魅力の一つです。
運営者が日帰りで行き帰りのできたルート
ここからは、運営者が実際に青春18きっぷを利用して日帰りで行くことのできた場所を紹介します。
東西南北の4方向に分けて一覧で紹介すると

- 西:福山(広島県)
- 東:浜松(静岡県)
- 南:白浜(和歌山県)
- 北:芦原温泉(福井県)
想像していたより広範囲に行動できたと思う方もいらっしゃると思います。
だいたい片道6時間程度で行けるルートであれば、観光を少し楽しんで日帰りが可能になっています。
実際に、福山駅は目の前に福山城が広がっていたり、近辺の尾道ラーメンを堪能できます。
浜松では浜松餃子や、うなぎ、ご当地ファミレスとして有名な「さわやか」のハンバーグも食べることができました。
白浜ではアドベンチャーワールドや三段壁の観光や、とれとれ市場で海鮮を楽しみました。
この後で、青春18きっぷで日帰り旅行を楽しむ方法も詳しく説明します。
運営者が一泊で実際に訪問した場所
次に運営者が、青春18きっぷを使って一泊旅行をできた場所を紹介します。

- 西 福岡
- 東 東京
- 北 新潟(現在は、追加料金が必要)
- 南 観音寺(香川・銭形砂絵のあるところ)
片道での乗車時間を延ばすことができるので、大阪から遠くの観光地も行くことができます。
博多では美味しいグルメを堪能したり、ライブやスポーツ観戦を目的に東京に行けたりと行動範囲も広がります。
この後で、青春18きっぷを利用して大阪から1泊旅行できる方法についても詳しく紹介します。
大阪発で日帰りで青春18きっぷを利用する
「青春18きっぷ」の醍醐味の1つは1日でJRの普通列車が乗り放題というところです。
それを活用して、日帰りの旅行で楽しむという方法は気軽に安く旅気分を味わう方法として人気も高いです。
同じ工程であるならば1枚の「青春18きっぷ」で最大5人まで利用することもできます。
もちろん1人で5回楽しむことも可能です。(改訂されました)
2024年冬期発売より、青春18きっぷの内容が改訂されました。
主な改定のポイントをまとめると
- 1枚につき1名の利用しかできない
- 3日券(10,000円)の発売開始
- 開始日から連続して5日(3日)での利用
- 自動改札機を通ることができる
となります。連続した期間の利用となったことが、改悪と呼ばれる要因となります。
メリットとしては、窓口を通過して利用していたものが自動改札機を利用できるようになっています。
日帰りの条件としては、始発から終電までの時間に大阪に戻って来られるルート選択が必要です。
日帰りが可能な目安は、普通電車で片道6時間ぐらいまでが日帰りで行ける行動範囲になります。
先ほども書きましたが、西方向なら岡山県と広島県の中間にある福山あたりまで。
東方向なら静岡県の浜松ぐらいまで。
北方向は金沢まで(新幹線開通したら別途運賃が必要になる可能性があります)
南方向なら白浜や四国の方で高松・丸亀(香川県)までぐらいなら可能になります。
大阪から名古屋なら遅い時間まで楽しめる
大阪から名古屋までは東海道本線を利用すれば乗車時間は3時間前後です。
朝から行ってランチを楽しんで観光をして晩ご飯まで食べて帰ってくるということもできます。
大阪から名古屋へ行く手段としては、一般的に高速バスや近鉄電車の株主優待券などを利用で安く行くことのできる方法も選択可能です。
なかでも、青春18きっぷの日帰りで行くことができれば往復2410円(5日券の場合)が実現できます。
高速バスや近鉄を利用するより格段に安く名古屋を楽しめることできるのが「青春18きっぷ」です。
さらに詳しい情報は、別の記事でも紹介しています。
静岡も日帰りで行ける
東方向なら、静岡駅までの日帰りも可能です。
運営者が実際に行ったのは浜松まで行って浜松餃子と「さわやか」のハンバーグを食べて帰ってくるということを日帰りで行いました。
静岡は餃子だったりハンバーグだったり、静岡おでんなどB級グルメも有名なものも多いです。
お店をはしごして楽しみ夕方に出発すれば終電までに大阪に間に合います。
移動時間が増えて観光を楽しむ時間は減りますが、富士山を楽しむこともできます。
分刻みのスケジュールなどを組むと、日帰りで大阪まで戻って来られなくなる可能性もありますので注意して計画してください。
実際にゲリラ豪雨での足止めなども最近では多く発生していますので計画には余裕を持たせるほうがよいでしょう。
高松や丸亀も日帰りで行ける
岡山経由で瀬戸大橋を抜けると四国へ行くことも可能です。
高松でうどんを楽しんだり、丸亀で骨付き鶏を食べたり、観音寺で銭形砂絵を見に行ったり、
琴平で金比羅さんにお参りして帰ってくるなんてことも日帰りで可能だったりします。
大阪から日帰りで行ける場所は多くある
先ほども書いた東西南北の日帰りの範囲を見ていただいたように、
普通電車での行動となると制限も多いと思う方もあると思いますが、
行動範囲の面で言えば意外に広く行けるところも多いです。
青春18きっぷでも1泊なら東京や福岡も行ける
日帰りでも広範囲に旅行が可能な「青春18きっぷ」ですが宿泊を考えると日本全国を旅することも可能です。
北海道については新幹線ができた影響で別途オプション券の購入が必要です。
北海道新幹線オプション券については別の記事でも紹介してます。
野球やコンサートで大きなイベントが開催されることの多い東京にも行けますし、
サラリーマンが出張したら帰りたくなくなる街としてグルメが充実している福岡も旅行が可能です。
青春18きっぷで1泊で東京を目指す
一泊で東京を目指す場合は始発近い時間から行くと昼過ぎには到着できます。東海道線を利用すると約8時間が所要時間です。
ランチと夜を楽しんで宿泊して、翌朝モーニングを楽しんで帰るというプランを楽しむことができます。
東京での観光もほどほどに途中下車して、静岡や名古屋で観光することもできます。
名古屋で駅のホームできしめんを楽しむなんてこともできますので、一度の旅行で数カ所の観光を楽しむこともできます。
青春18きっぷで1泊で広島を目指す
西日本の観光地として、広島も注目されています。
お好み焼きだけでなく、牡蠣などの瀬戸内海の海鮮も楽しむことができます。
世界遺産を見たいなら少し足を伸ばして宮島へのフェリーも青春18きっぷで利用可能です。
少し回り道をして、呉で戦艦大和などをみたり海軍カレーを食べるというルートも選べます。
呉は、最近では映画「この世界の片隅に」や、ご当地ゆるキャラ・呉氏なども最近では注目を集めています。
青春18きっぷを利用して大阪から広島までのルートを詳しく知りたい方は、別の記事でも紹介しています。
青春18きっぷで1泊で福岡へ目指す
本州を抜けて、福岡県へも1泊なら充分楽しめます。
所要時間は東京や広島よりかかりますが、福岡の街は屋台などで夜の街など魅力満載です。
夜を楽しんで翌朝少しゆっくり出発しても終電には間に合います。
九州の玄関口として有名で大阪からみて福岡より手前の小倉を目的地にすれば1時間程度早く到着するのでもう少し時間に余裕ができます。
小倉も焼うどんや門司港のカレー、下関も近いのでふぐを楽しむこともできます。
大阪から福岡まで青春18きっぷで行く方法については、別の記事でも紹介していますの気になる方はチェックしてみて下さい。
大阪発で青春18きっぷで旅行を楽しみましょう!
自分の目的に合わせて活用することで「青春18きっぷ」は最大限に効果を発揮できます。
素晴らしいきっぷではありますが、いくつかの制限やルールがあります。
そのルールをきちんと理解することで安くて楽しい旅行をすることができます。
基礎知識も大事
青春18きっぷのポイントはいくつかあります。
特に覚えておかないと行けないのがJRの路線で普通電車にしか乗れないというところです。
特急券が必要な電車には乗れないという感じで覚えておくと良いでしょう。
最近近畿圏でも導入された新快速のAシートなどは座席券を購入することで乗車することができます。
そちらも活用すると快適に青春18きっぷを活用することができます。
他にもルールはたくさんあります。ここで書くと長くなりますので、
「基礎知識」のカテゴリにいくつか書いてありますので詳細はそちらで確認してみて下さい。
注意ポイントや活用法も重要
基本的なルールに加えて、新幹線の路線が増えた影響で、JRでなく別の会社の路線にあるということも増えてきています。
その場合は通過できたり、別途運賃がかかったりと路線ごとに規定が異なりますのでそちらも注意して下さい。
詳細については、「注意ポイント」や「活用法」のカテゴリに記載しています。
日帰り、1泊から最大4泊5日まで青春18切符を使い倒そう
ルールと基礎知識などを活用した上で日帰りから長距離旅行まで自分の希望に合わせて使い方できるのが「青春18きっぷ」です。
自分の予算に合わせて、日本各地に行きたいという希望にこたえてくれる「青春18きっぷ」を活用して旅行を楽しみましょう!
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